土砂災害ポータルひろしま

今日は、午前中の雨から午後は秋晴れの気持ちの良い天気でしたね。

 

昨日のブログで触れましたが、賃貸・売買に関わらず 住む場所を決める際に参考にしましょうと広島県が推奨している

「土砂災害ポータルひろしま」について お話をします。

 

ご覧になった事が有る方も多いと思いますが、パソコンで「土砂災害ポータルひろしま」で検索すると こんな画面が出ます。

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左上には「土砂災害危険個所図」

右上には「土砂災害警戒区域・特別警戒区域図」のボタンが出ます。

 

 

 

左上の土砂災害危険個所図のボタンを押し廿日市市の、とある団地を住所検索すると こんな画面が出ます。

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この団地全体に土砂災害(土石流)の危険があると認識させるデータです。しかし 上記 「土砂災害危険個所図」は今から15年前の平成14年に卓上で危険の予想される個所を記した図面で その後 開発工事が行われた現場も データには、あまり反映されていません。

 

 

 

 

一方、右上の「土砂災害警戒区域・特別警戒区域図」のボタンを押し 同じく廿日市市の、とある団地を住所検索すると こんな画面が出ます。

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上記 「土砂災害警戒区域・特別警戒区域図の図は、卓上の調査にプラスして現地で調査を行った資料を反映させた図です。

 

こちらの図では、この団地は土砂災害警戒区域・特別警戒区域の指定から外れています。

  

 

この二つの画面を見比べて多くの方は、この団地は、土砂災害の危険のある場所だけど、土砂災害の警戒すべき場所や特別に警戒が必要な地域に指定されていない場所なんだ。っと 思われるかもしれません

 

 

 

 

しかし 実際は そうではありません。調査すべき個所が多すぎて 現地調査が出来ていないために このサイトに反映されていないのです。

 

 

 

 

 

 

上記、この団地の上に記されている「青いオタマジャクシ」の様な図は、これから平成30年までの間に 調査を完了すべく広島県が 調査を予定してる土砂災害の恐れのある谷です。

 

今は 「土砂災害警戒区域・特別警戒区域図」に指定されていなくても 近い将来 その指定の可能性のある個所がたくさん有ります。

 

その一つの目安がこの「青いオタマジャクシ」です。

 

現在から平成31年までの土砂災害警戒区域・特別警戒区域の指定移行期間の今は このサイトの「土砂災害危険個所図」「土砂災害警戒区域・特別警戒区域図」に加えて「青いオタマジャクシに留意が必要です。